14億人を超える人口の中に、年収1,000万円以上の人が1,300万人にも達した。日本の750万人を超え、アジアでも最大となった。2007年までは5年連続でGDP二桁成長率を誇る世界最大の消費市場として成長してきた。
中国国内においても、中国製のもの、特に食品の安全性が問われている中、日本の食品や製品に対する信頼感は非常に高い。メイドインジャパンの製品が今、中国で大人気となっている。
・ 中国の顧客の過半数以上が日本製品に好感を持っている。
・ 日本製品のイメージは、「品質が高い」「デザインが良い」「革新的」。日本人自身は日本製品に「デザインがよい」「革新的」というイメージを持っていないのに対し、中国の顧客からみた日本製品は、日本人も自国製品の強みと考えている「品質が高い」に加え、「デザインが良い」「革新的な」イメージがあると評価されている。
・ 欧米に比べ、中国の方が、商品を購入する際に生産(製造)国を気にする度合いが高い。特に電化製品。
・ 中国の顧客が思い浮かべる「日本の企業名」は、「ソニー」がトップ。